2020.03.11 ホテル記事
【支援先レポート】「森林の楽校」に参加してきました@小机城址市民の森
その1つである「JUON(樹恩) NETWORK」では、森づくり体験や地元の方々との交流などを通じて、森林・環境問題について学ぶことができる「森林の楽校」という森づくりの体験プログラムを開催しています。
私たちは、単に寄付金を届けるだけではなく、実際の活動を通じて支援していこうという考えのもと、毎年、森林の楽校に参加しています。
2017年1月に広島・東広島 憩いの森公園、2017年9月に三重・四日市市少年自然の家、2017年10月に東京・青梅の森、2018年10月に東京・青梅の森(お客様ご招待)、2018年11月に三重・南伊勢のみかん(田畑の楽校)を開催。
そして6回目となる今回は、2019年12月に横浜・小机城址市民の森で開催しました。
小机城址市民の森は、その名のとおり、昔「小机城」というお城があった場所です。
現在は遊歩道が整備され、竹林の中を散策することができます。
今回の森林の楽校には、北は北海道から南は沖縄まで全国のコンフォートホテルや本部で働くスタッフが24名集まりました。
中には過去のプログラムに参加したリピーターもおり、「JUON NETWORKを支援したい」という気持ちがうかがえます。
これまで5回のプログラムを行ってきましたが、「竹」を相手にするのは初めて。
JUON NETWORKと日本の竹ファンクラブの皆様の協力のもと、竹林の中へ進みました。
まずはチッパー作業を見学しました。
切った竹は放置していても自然に土に返るわけではないため、チッパーで粉砕します。
竹の中は空洞とはいえ、長く、意外と重量もあるため、1つの作業にも時間を要します。
普段持つペンを、のこぎりに変え、ペアになって作業を行いました。
「あっちに倒れそう、いやこっちか」「全然切れない」と騒ぎ立てながら、汗水流し、間伐に取り組むスタッフたちでした。
切った竹は四分割にする、その名も四つ割り器と、ハンマーで持ち運びしやすい大きさへカットしました。
伐採のあとに待つ竹細工に使うためです。
太さや節の位置がバラバラな竹を吟味し、各々竹細工に使う竹を調達しました。
日本の竹ファンクラブの方々の手にかかれば一輪挿しもあっという間にできあがり。
そんな姿を見ながら、スタッフたちも思い思いの竹細工に勤しんでいました。
これからもフロントから飛び出して、実際の活動に携わることにより、継続して支援につながる取り組みを進めてまいります。
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