2018.05.18 プレスリリース
チョイスホテルズジャパンが、環境保全、教育、雇用の社会課題に貢献しているNPO3団体へ寄付金の授与式を開催致しました。
寄付金授与式では、当社社長の村木より、チョイスホテルズジャパンの概要と今後の展望について説明を行い、取締役ゼネラルマネージャーの大塚より、本寄付プログラムの仕組みやプログラムに込めた想いを説明致しました。
村木からは「支援先団体様の長年の活動が少しずつ実を結ぶ為にも、これからも引き続きご支援をしていきたい」と、支援先への想いをあらためて語りました。
◆NPO団体への寄付について
私たちのホテル事業はお客様や従業員をはじめとした、さまざまな人に支えられており、常に社会の発展に貢献していかなければならないと考えております。その想いをお客様と共に実現する為、社会課題の解決に取り組む団体を支援する仕組みを作りました。そして、その仕組みによって今年の寄付金額を960万円に決定し、各団体へ寄付致しました。
【環境】認定NPO法人JUON(樹恩) NETWORK様
JUON NETWORKは、都市と農山漁村の人々をネットワークで結ぶことにより、環境の保全改良、地方文化の発掘と普及、過疎過密の問題の解決に取り組むことを目的としている団体です。
都市住民を募って森林の手入れを行うなど、体験型のプログラムが特徴です。
今年新たに、三重県でみかん農家を手伝う「田畑の楽校」というプログラムを開始しますが、プログラム作り、調整、運営などスタッフの人件費が大きな課題 となっています。また、森林を守る活動に必要な運営費(ベース)も非常に重要で、チョイスホテルズジャパンからの寄付はとても助かっています。
【教育】認定NPO法人カタリバ様
コラボ・スクールは、被災地の子どもたちが放課後に集う学校として、カタリバが2011年より活動をはじめました。
昨年4月より新たに福島県でも活動をスタートし、現在は東北三県と熊本県の4校を運営しています。
熊本に関しては100%寄付だけで運営しており、最初の予定では今年の3月で支援を終了する予定でしたが、仮設住宅から皆さんが出る計画がどんどん後ろ倒しになり、入居期間が伸びることを知った私たちは1年間延長することを決めました。日常が奪われてしまった子供たちの為に支援を継続していく必要があり、寄付をいただけることに感謝しつつ、今後は被災者が自走できるような応援と仕組みを作っていきたいと思います。
【雇用】One Planet Café Zambia様
One Planet Café Zambiaは、アフリカで、オーガニックバナナを原料にしたフェアトレードの「バナナペーパー」をつくり、現地に新しい雇用を生み出している団体です。
チョイスホテルズジャパンからのご支援のおかげで、昨年は念願の研修プログラム「SDGsラウンジ」をスタートすることができました。本プログラムを通してザンビアでの手すきの紙づくりトレーニングや、現地の素晴らしい自然や生態系について学ぶ機会、チームメンバー各自の生活基礎力を高める為の家計や衛生についての学習を行うことができました。
持続可能な発展を実現できるよう、今年はさらにSDGsラウンジの活動の輪を広げていきたいと思います。