2017.07.09 ホテル記事
【支援先レポート】ザンビアに行ってきました!
アフリカ南部にある人口1600万人ほどの国で、世界最貧国の1つにも挙げられています。
「Choice Guest Club」による寄付先の一つ、One Planet Café Zambiaさんが主催するスタディツアーに当社スタッフが参加し、ザンビアを訪問しました。
One Planet Café Zambiaさんは、ザンビアでオーガニックバナナを原料にしたフェアトレードの「バナナペーパー」をつくり、現地に新しい雇用を生み出している団体です。
寄付プログラムについて | https://www.choice-hotels.jp/guest/csv.php |
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One Planet Café Zambiaについて | http://www.oneplanetcafe.com/zambia/ |
そこで、One Planet Café Zambiaさんは、雇用創出と自然保護の両方を解決するために、現地で捨てられていたバナナの茎に注目。
日本の越前和紙の製法を参考に、オーガニックフェアトレードペーパー「バナナペーパー」を製造する工場を建設し、現地の人々を雇用しています。
今回のスタディツアーでは、バナナペーパーの製造工程も見学させてもらいました。
~バナナペーパーができるまで~
バナナの茎を切り、繊維にそって細かく切れ目を入れたあと、茎にある水分を絞りだす。繊維を天日に干し乾燥させると、紙の原料が完成する。その後、繊維を砕いて紙の原料にする。
※現在ザンビアから日本に繊維を輸出しています。今後、現地で手漉きの紙を作れるようにトレーニングしていくそうです。
※Choice Guest Clubからの寄付金は、現地で手すき紙を作るためのトレーニングや、教育の場所づくりとして活用されるそうです。
参加したスタッフも、「これまで捨てられていたバナナの茎から、新たな雇用が生み出されていることに感動した。また、現地スタッフが作業説明をしてくれる際に、自分の仕事に自信と誇りを持っている様子も素晴らしいと感じた」と現地での取り組みに感銘を受けた様子でした。
チョイスホテルズジャパンでは、今後もOne Planet Café Zambiaさんへの支援を通じて、ザンビアの美しい自然と現地住民の雇用改善に貢献していきたいと考えています。また、将来的にはお客様と一緒に行くザンビアのスタディツアーを開催できたらと思います。