2021.10.27 ホテル記事
Comfort Library Cafeは、本とお客様との新しい出会いの場
ーComfort Library Cafeは、本とお客様との新しい出会いの場
100冊以上そろう本は、「JAPAN HOUSE LONDON」や国立新美術館のミュージアムショップ 「SOUVENIR FROM TOKYO」を手がけられた、ブックディレクターの幅允孝氏によるこだわりのセレクトです。
ホテルで心地よい時間を過ごせる「まちの来歴」「旅の醍醐味」「心と体を整える」「心地よい時間」という4つのテーマのもと、それぞれのまちの歴史や情報に接することができるよう、ビジュアルブックから読み物まで、多様な本をそろえています。
旅先での、未知の本との新鮮な出会いをお楽しみください。
≪著者≫ 吉村 和敏
ー光とともに香りも感じられる、世界の「美しい朝」を伝える夜明けの写真集
少し分厚めの写真集の扉をあけた瞬間に、タイトルどおり、朝の光が目に残る
LIGHT、堅い光を想像しがちだが
この写真から伝わる光はどれも柔らかい
五感を研ぎ覚まさずとも感じられるのは
視覚だけではなく
それは雨上がりの朝のにおいのような
ページをめくるたびに感じる
雨を十分に吸い込んだ、土の湿り気の香り
刈り取られたばかりの、青々しい草原の香り
さざ波に寄せ波立つ、潮の香り
どこかで誰かを想い、つくられる朝ごはんの香り
生活にまつわる香りは
抗うことなく記憶に繋がるものだと痛感する
≪著者≫ 盛口 満
ーあのお方も絶賛、あの図鑑
魔界から人間界にやってきた吸血鬼と人間のハイブリッドレディのバーチャルタレント「九条林檎」様が、コンフォートホテル東京清澄白河にご宿泊された際に絶賛。
本のチョイスがすごくいい
見てくれ
「草の辞典」
「眠れぬ夜のための不安な心をしずめる名言」
そして極めつけは「ドングリ図鑑」
洒落た吸血鬼である我はここでレモンリフレッシュメントウォーター片手にドングリ図鑑と洒落こむのである
優勝。
引用元: https://youtu.be/ZummxGVmea0
≪著者≫ 彦坂 有紀 ・ もりといずみ
ーこどもと読みたい
我が子が1歳のときによく一緒に読んでいたパンの絵本
それから数年
「あれ、あのパンの絵本と似ている」
表紙を目にした瞬間、ひざにこどもをのせてあのパンの絵本を読んでいたときのことがすーっとよみがえってきた
このくだものの絵本と、あのパンの絵本は同じ著者がかいたものだった
中身は違うのに、自分だけで読んでいるのに、本を開いている場所はホテルなのに
不思議だな
手にとるだけでそのときのこどもの表情、自分の声色、家のどこに本があったのか
いろんなことが思い出された
※Comfort Library Cafeによってご用意している本は異なります。